芸術的に美味しい街 サンセバスチャン


イギリスを発って、バスク地方のスペイン側にあるビルバオという町に到着。

到着したのが21時と遅かったので、空港近くのホテルに1泊する事にしていたのですが、直前になりチチニシキがネットでとってくれた宿が、部屋にバストイレなしと判明!ま、どうにかなるさと行ってみたら、思ったより清潔で、朝になってから共用バスを貸し切って子供達を入れてあげることができ、一安心。乳児連れの家族旅で、バストイレなしの部屋でも泊まれたと思うと、まぁ、旅も慣れればなんとでもなるもんですね。

さて、次の日、ビルバオからバスに乗り1時間ほどでドノスティア(サンセバスチャン)に到着。ドノスティアはバスク語で、スペイン語ではサンセバスチャンと呼ぶこの町。美食の街として、最近日本でも有名になってきましたね。今回もairBnBの宿に着いて荷物を降ろしてから、町に繰り出しました。歩いてすぐのところに、クラフトビールを見つけてまず1杯。持ち帰り用のペットボトルにそのまま注いでくれました。飲み歩きながら向かうは旧市街。


この旧市街。こここそが、飲み歩き天国で知られる、バスクのバル街です。


どこのバルもタパ(ス)と呼ばれる、一切れのバゲッドの上に惣菜を盛りつけて串に刺したり(ピンチョス)、小さな皿に盛りつけたり(タパス)した料理がカウンターに色とりどりに乗っていて、入り口のドアからもよく見えます。

ネット環境になかったので調べられず、道の両脇にぎっしり並んでいるバルの中から、客が多くて、タパスが美味しそうな店を選ぶ。中の1件、タパスが芸術的に美しい店があったので入ってみたら、お客も後から後から来て常に満員状態。

「Le Sport」

生ハムのグラタンパイ包み…旨み凝縮の生ハムで作ったホワイトソースが美味しい。

蟹クリームのクレープ包み…蟹が濃厚で、これは酒がすすむ味。

盛りつけの色合いが美しい。

右奥のチョリソーソーセージも美味しかった。一口噛むと豚の旨みがジワーッと口に広がって幸せ。


帰ってから調べたら、この店なかなかの人気店だったみたい。そして、その隣の店も有名店だったと判明し、次の日に行きました。

「BORDABERRI」

ここの店は昼時だったからか、カウンターにはあまり料理が並んでいなくて、メニュー見ながら客が頼む感じでした。

ゴルゴンゾーラのリゾット…これが、米ではなく米のように細かいパスタで作られていてもちもち。チーズのコクがあとひく美味しさ。

牛パテ焼き…牛肉を細かくさいて整形したものを表面に薄氷を張ったかのようにパリッと焼いている。この焼き加減があまりにも絶妙で、パクパク食べてしまった。

これまた蟹クリームのクレープ包み…蟹クリームがハンパなくなめらかに溶ける。下の炒めたネギも甘〜い。


この店、本当に美味しかったです。もっと通いたいー!

そしてもう1つ向かったのは、分子料理技法も使っているというこちらの店

「ZERUKO」



見た目は1番華やか!そして、これはいったい何を使った料理??というものが多くて目を楽しませてくれるお店でした。

まぁ、でも味としては、私は前の2店の方が好みでした。

そうそう、サンセバスチャンはアイス屋さんもたくさんありました。


飲み歩きの後は、やはりアイスが恋しいものなのかも?

そうそう、旧市街のバルはyelpでは「子連れ:ノー」と書いてあるお店が多かったのですが、店に行って聞くと、問題ないですよ、どうぞ〜!と言ってくれる店が多かったです。

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